うに、大病を経験する ~ 第1弾
「うにです。
くまシッターさんに任せてないで、はやくうにを抱っこしなさいー
こら、むしするなー!
うにはこんにゃくたいしつなんだぞー!」
(って、それをいうなら虚弱体質でしょ)
現在13歳のうにですが、6歳のときに頚椎(けいつい)ヘルニアを発症しました。
ふつう犬のヘルニアというと腰を想像しますが、うには首の脊椎でした。
つまり、下半身が動かないだけではなくて、首から下の四肢がぜんぶ動かない!
その痛みは腰椎の何倍も激しいらしく、それをみて飼い主もずいぶん混乱しました。
体がちいさすぎて手術は困難といわれ、薬で痛みと炎症をおさえる内科治療となりました。
排泄以外ほぼ身動きのとれないケージの中で、ただじっとしている「ケージレスト」を丸1か月間。
奇跡が起こり(と当時は本気でおもった)、みごとうには元どおりに復活しました。
あれから7年経ちますが、温存しているヘルニアは一度も悪さをしていません。
(最近の学説では、ヘルニア、つまり飛び出した髄液が元の場所に吸収してなくなってしまうケースがあるのだとか。温存したうにのヘルニアも、もしかしたらもうないのかもしれません)
その当時うには体重が2.8キロありました。
いまは1.5キロなので、2倍近くもあったということです!
その差はたったの1キロほどだけれど、これがもし人間だったら・・・
体重50うんキロの私でいえば、100キロ以上あったことになります・・
実は獣医さんから少し体重を減らした方がいいと言われてたのに、あまり気に留めずいました。
ドライフードを推奨されている量あげてもいつもかならず残していたので、太りすぎとは思えなかったのです。
ヘルニアの要因は、体質的なものと後天的なものがありますが、太りすぎて部分的に負担をかけることも要因のひとつ!
ですが、このときはその重要性に気づかないまま、なんとか危機を回避してしまいました。
ドライフードから手づくり食にかえて体質改善するのは、このあとの大病第二弾を予感してからのことです。