ドッグフィトセラピー ~ 犬のための植物療法
「いつもにこにこご機嫌さんのトロちゃんです。
ハーブのこと、おかーさんといっしょに
お勉強中~♪♪」
ヒルトンハーブ社のハーブミックス「デトックスサポート」(現在は名称変更してヘパフィトfor k9)。
これが『メディカルハーブ』とのはじめての出会いでした。
商品説明サイトには、「高齢犬の長期投薬時・予防接種の前後に。さまざまな不調を解消するためのサポートを行うサプリメント。
駆虫剤・インスタント食品・環境毒素・・などの影響を受けた健康状態を、肝臓・腎臓・リンパ系・・・の働きを強化するハーブミックスで正常な状態に回復維持する」
というような説明文があって、聞いたことのない7種類のハーブの名前が掲載されていました。
よくわからないけれども、デトックスサポート!
この粉を与えていれば薬やワクチンの’毒’がデトックスされるのか!!
そんなお手軽なことであればずっと使い続けよう!!
そう考える一方、これまた薬同様に長期間服用させてほんとうに大丈夫なのだろうかと疑い深い飼い主。
その見知らぬハーブをネットで検索してみました。
たとえば7種類のうち、一番はじめに記載されていた「ミルクシスル」
どうやらこのハーブがデトックスの力をおおいに持っているらしい。
が、ハーブについて書かれたブログのなかに「ミルクシスルは強いので連続して与えてはいけない」というような内容の記事も見つかってしまいました。
これは困った・・・
ほんとうのところはどうなんだろう・・・
素晴らしい力を秘めているようだけれど、もっと知らなければ使い続けられない(わたしの性格上)
※ちなみにこれ、いまなら説明できます。
ミルクシスルは肝臓の働きを強化する優れもののハーブで、投薬時やワクチン接種・麻酔使用などの前後にとると高いデトックス効果が望めます。
長期投薬してるうには現在も連続して服用していますが、まだ若いべべは年に数回デトックス強化をもうけて集中してあげています。
若いときからサポートし過ぎると、本来もっている内臓の力が鈍ってしまうという考えからです。
そんなある梅雨時、急にうにがごはんを受けつけられなくなり、体力もどんどんなくなっていきました。
検査の結果、重篤な病気ではないらしいものの、胃腸など消化器官の働きがなにかの要因で弱ってしまい、動かなくなってしまったのです。
このときは原因不明のまま、吐き気止めや消化を助ける薬を処方してもらって安静に過ごす対処療法を続けましたが、
のちにいろいろ勉強してから、このとき消化器官が動かなくなった要因は「冷え」だったのではないかと自分なりに推察しました。
設定温度低めの冷房をつけたままで、朝から晩まで留守番させていたこと。
忙しい朝、冷蔵庫から出したままの冷たい肉や生野菜をあげていたこと、などが重なっていました。
このとき、うに10歳の後半。すでに十分にシニア期。
年下のトロとベベには支障がなくても、うににはもっと気を使わなければならなかった。
この年は人間もしのぐのが辛い暑い夏で、うにの不調は秋の始めまで続き、体重がさらに減りました。
シニアになると回復にも時間がかかると、このとき初めて知りました。
「もう待ったなし!!
シニア犬のために飼い主ができることをいますぐ勉強しよう!」
わたしが選んだのはドッグフィトセラピー(犬のための植物療法/メディカルハーブ)でした。